料理を失敗しない極意”mise en place”
こんにちは。COOKERSの近藤です。
皆さんは毎回、料理失敗しないように作れていますか?
実は僕も、料理をはじめた当時はレシピ通りに作ってるのにちょこちょこ失敗していました。
同じレシピなのになぜか劇的に美味しいものができたり、失敗したりを繰り返す。
当時も趣味としてではありましたが、友達のパーティとかで出したりする時も結構失敗するもんで、本気で悩んでいました。
そんな時に、たまたまプロのシェフとキッチンをご一緒させてもらうことがあり、
その時に教えてもらったのが
「近藤くんは、mise en placeができてないね。それを治すと失敗しなくなるよ」
ということ。
mise en placeというのは、フランス料理で下準備を意味することなのですが、
和食とかの下ごしらえとは微妙に意味合いが違い、
「あるべきところに、あるべきものがある」という状態を作っておくというニュアンスの言葉とのこと。
例えば
「塩5g」なら、5g測った状態の塩を小皿などに入れておく
「人参 1/2本(千切り)」なら、千切りの人参を1/2本分を作っておく
「オーブンで200度で10分焼く」なら、あらかじめオーブンを余熱しておく
「大きめのボウルでまぜる」なら、ボウルが清潔な状態できちんと定位置に置かれている
といったようなことです。
やってみるとわかるのですが、レシピの中で出てくる食材や機材の準備を「調理をとりかかる前に」全部整えておくと、調理作業に集中する事ができるようになり、料理はとても簡単になります。
ちなみに、使ったものを元の場所に戻して、いつでも無駄なアクションなく取り出す事ができるのもmise en placeとなります。当時の僕は使ったものを元の場所に戻してなかったりしてたように思います。
実際、料理始めてから「あれ胡椒がない」「おっと人参切り忘れた」「片栗粉どこだっけ?」「あー、フライパン洗ってないや」とかやっているうちに、火を入れすぎたり、食材が温まってしまったり、乾燥してしまったりして、料理を失敗してしまってたというわけです。
もともと整理整頓が得意な方ではないのですが、それからというもの気をつけるようにしてから、劇的に料理の失敗が減りました。
レシピを見て料理にとりかかる前に、必要なものを揃えるmise en place、皆さんもぜひ試してみませんか?