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COOKERS blog

料理やご飯にまつわる日常をつらつらと。

メニュー決めが100倍楽しくなる”マリアージュ”のお話

こんにちは。COOKERSの近藤です。

みなさん、マリアージュって言葉聞いた事ありますか?

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元来は結婚って意味なんですが、転じて「飲み物と食べ物の相性の良いペアリング」のことをマリアージュと呼びます。

 

唐揚げにはビール!お刺身には日本酒!ステーキには赤ワイン!とかそういうのです。

 

定番の組み合わせは知ってる人が多いと思うのですが、「てんぷら食べたいけど日本酒じゃなくて今日はワイン飲みたいなー」という時とか、「インドカレー食べながら飲むものって何が良いんだろう?」みたいな事とか、そういうとき結構困りません?

 

今回は、そんな咄嗟にマリアージュを考えないといけない時に、便利なマリアージュの考え方を紹介してみたいと思います。

 

ルール1)洗い流す

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料理の後味は、必ずしも美味しいものばかりではないですよね。揚げ物なんかは食べた瞬間は美味しいですけど、口の中油っぽくなるのでスッキリしたいですし、イカの塩辛とかは、生臭い香りが口の中に残ったりします。

 

そういう、料理の後味を洗い流すという視点でお酒や飲み物を選んでみましょう。そうすると…

  • ぐびぐび飲めるようにアルコール度数が低いorノンアルコール
  • 炭酸のしゅわしゅわ感や、酸味が効いててスッキリしている
  • 水のようにスイスイ入っていく

ような飲み物が「洗い流す」のには向いていると思います。日本人は、この「洗い流す」組み合わせが元々好きなようで、ビールは味の特徴が少ないラガービール、日本酒は料理の邪魔をしない淡麗辛口。が人気があったようです。ハイボールなんかも洗い流すで考えたら最強の部類の飲み物だと思います。

 

ちなみに「こってりした肉に重めの赤ワイン」というのも実は「洗い流す」組み合わせです。お肉の脂を、赤ワインのタンニンで中和するという考え方なんだそうです。

 

いずれにしても、「洗い流す」が苦手な人はほとんど居ないので、食べた事のない料理にとりあえず飲み物を合わせる時は「洗い流す」ものからチョイスすると失敗はしないと思います。

 

 

<余談>ワインと生魚があわない話

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ワインと生の魚が合わないって話は有名ですが、あれはワインの中にある鉄分が魚の後味を生臭くしてしまうからだそうです。洗い流したいからぐびぐびいける軽めの赤ワイン!を選んだつもりが失敗なんてこともあるので、お気をつけを。

 

ルール2)同じ味や香り

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料理に使っているのと同じ飲み物や、同じ香りのする飲み物は合うというルールです。例えば、

  • 白ワインで蒸しあげたムール貝と、白ワイン
  • 酒とみりんで煮た煮魚に日本酒
  • 赤ワインをたっぷり使ったシチューと赤ワイン
  • 燻製と、ウイスキー

これらは、全部「同じ味や香り」であわせているマリアージュです。調理工程にお酒を使っているものであれば同種のお酒があうことはもちろん、ウイスキーのように燻製する工程が同じものも非常に相性が良いです。

 

最初のルールが余韻を断ち切るのであれば、こちらのルールは余韻を綺麗にまとめるみたいなイメージでしょうか。料理名の中に「白ワイン〜〜」とか「〜〜ビール煮」みたいなものを見かけたら、同じお酒を頼んでみると外さないと思います。

 

さらに、このルールは掘り下げるともっと面白くて

  • 熟成香のする白ワインときのこのソテー
  • 酸味のような香りのするフルーティな日本酒とチーズ
  • グレープフルーツの香りのするIPAとレモンを効かせたカルパッチョ

みたいに、直接は同じ材料を使っていなくても、香りや味の共通点を探して料理やお酒を選んでいくと更に幅が広がっていきます。ちょっとマリアージュが楽しくなってきたら試してみてください。

 

 

ルール3)食材に戻して考える

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食材にもどして相性を考えるのも楽しい方法です。例えば、ワインだと原料がぶどう。ぶどうと相性が良さそうなものは大体おいしいだろうって考え方です。

 

パンとぶどうって相性良さそうなので、きっとワインとパンも相性が良い。とんかつにはライスだよなーと思うから、とんかつと日本酒(洗い流したいからスッキリのが良さそうですが)。みたいな原料の相性を考えて、マリアージュを考える方法です。

 

カレーにはライスだろ!っていう地域のカレーは原料が米で共通している日本酒があうかもしれませんし、いやいやカレーにはナンやチャパティだろ!って思えば原料が麦のビール、ウイスキー麦焼酎とかが相性が良いと思います。

 

ただ実際、カレーの場合は辛いので洗い流したいので、そのままより日本酒ハイボールにしてみたりすると相性がフィットするかもしれません。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。飲み物と料理の組み合わせは無限大なので、いろいろと仮説を立てながら飲んでみると、とてもメニュー決めが楽しくなります。ぜひ意識してみてはいかがでしょうか。